weekendbikes組み上げ・試走
ばらした部品をいざ組み上げ開始して、不具合に気づきました。
それは、オリジナルのリア固定ハブにボスフリースプロケを組んで、フレームに仮付けし、チェーンを張ってクランクを回してみた時でした。
なんか引っかかると思い原因を探ると、回すたびにディレイラーハンガーとチェーンが干渉していました。
よく見ると、スプロケが波打ちながら回っています。原因はアクスルシャフトが曲がっているとしか考えられません。シャフトの修正は素人では難しいし、かといって高い工賃を払ってプロに修正してもらうのも割が合わないので、結局ホイールごと別のものを使用することに。せっかくハブの玉押し調整までしたのに、徒労に終わってしまいました。
たまたま家に転がっていた別の700Cホイールを使用し、組んでいくことにしました。こちらは、フリーハブでカセットスプロケットから買い直しになります。
急遽アマゾンで購入したCS-HG41 8S 11-34T
いちばんロー側にシフトするとチェーンは目一杯になります。
ディレイラーはもともと付いていたシマノRD-TX35 Tourney
オリジナルが7速14-16-18-20-22-24-28で、今回買ったカセットは8速11-13-15-17-20-23-26-34とかなりワイドになりました。フロント44Tで一番重いギアではギア比が4:1となり踏み切れるか、またロー側は特に最後が8T差の変速となりスムースに変速できるか、等々少し心配なギア変更でしたが、試走ではとくに問題なしでした。
トップギアの11Tは私の脚力では平地では踏み切れない重さでしたが、ちょっとした下り勾配では有効と感じましたし、ロー側の34Tはきつい登りでは重宝します。街乗り用の自転車としては必要にして十分なギア配分だと思いました。
家に転がっていたシマノ8速シフター
ハンドル周り グリップもアマゾンで1,000円以下の安いグリップを購入
フロント・リアのVブレーキは純正でも十分な効きです。ジャックナイフ可能。
フロントハブ。ホイールは24本スポーク・アルミリム。9mmクイック。
フロントシングル44Tガード付き。チェーンは新品交換。
サドルは意外に座り心地良好。たぶん長距離でもそんなに痛くならないと思う。
純正サイドスタンド。
全体のフォルム
試走を兼ねて通勤に使用してみました。
通勤路は2kmほど割と急な下りの後、約5km平地(途中近江大橋をわたる)が続き、最後3kmくらいまあまあの登りとなります。ギアはワイドレシオですが、少なくとも街乗りでは、これ以上細かいステップは不要と思いました。わりとスパスパ変速も決まるし、ブレーキもよく効くし、そこそこ軽量で漕ぎが軽いし、タイヤも32mm幅でそれほどギャップでハンドルを取られないので、総合的に楽しいバイクです。たぶんフラットダートならそこそこ走れるのではないでしょうか?
いやあ、いい自転車になった。
これでびわいち(琵琶湖一周)したくなりました。