激安クロスバイク---あさひweekendbikesの整備
これが激安クロスバイク「weekendbikes」
次男が大学入学時、野球部の寮に入るということで、通学用に購入したクロスバイクです。
スペックは以下の通りです。
タイヤサイズ 700×32c 英式バルブ
フレーム アルミ
フォーク スチール
ハンドル アルミ 560mm クランプ径25.4mm
ステム アルミ オーバーサイズ 突き出し長80mm バークランプ径25.4mm
クランク アルミ 170mm
チェーンホイール 44T
スプロケット MF-TZ21(ボスフリー) 14-28T 外装7段変速
ハブ 前後スチール ボルト留め(クイックではない)
エンド幅 前100mm 後135mm
リム アルミ
スポーク スチール
シートクランプ アルミ 31.8mm
シートポスト アルミ 27.2mm×300mm
アルミ製サイドスタンド
重量11.7Kg
吊しの状態で購入し、2年ちょっとほぼ無整備で乗り倒したバイク。
今回、シフターが壊れたというので、ついでに各部徹底的にオーバーホールしようと自宅に持ち帰りました。
とりあえず全バラし、フレーム・フォークは洗浄し軽く磨き上げました(写真のステムとハンドルバーは純正ではありません。こちらを装着しようと思いましたが、やっぱりオリジナルを尊重しようと思い直しています)。サドルは破けていたので、アマゾンで新品を購入。色はオリジナルに極めて近い色で、座り心地のよさげなものを購入しました。
分解してみてわかったのですが、アルミフレームは結構軽量で、それでいて剛性はそこそこある。なんせ、体重75kgオーバーの現役野球部員が2年間ごりごりぞんざいに使い倒してクラックなど入っていないのですから、剛性は十分と言ってよいのではないでしょうか?ホイールも同様に、リムのゆがみはなく、振れも許容範囲内でした。
BBはカートリッジ式でしたので、外してフレームを洗浄、BBのベアリングはガタも無く滑らかに回転するのでそのまま再利用しました。
こちらはリアハブ。
ハブもばらして、内部とボールベアリングを洗浄し、グリスを詰めて玉押し調整をしました。フロントハブも同様に分解洗浄、玉押し調整を行っています。
調整を行った後のホイールは、フレームに仮組して回すと、いつまでも回っているって感じるくらいスムーズに回転します。
3万円の激安クロスバイクと侮ることなかれ。この自転車は(made in chinaということで精神面での不満を除けば)非常にお買い得な自転車です。
ホイールがクイックではないボルト留めっていうのも、出先でパンク修理とか無い限り、むしろフレームにしっかり固定できて剛性面では有利だし、あまり欠点とは思えません。
とても楽しみながら、オーバーホールを行いました。
次回は組み上げです。組み上がって試乗するのが、今から待ち遠しい!